車庫飛ばしとは?違法性・罰則・正しい車庫証明の取り方を解説

車庫飛ばしという言葉を聞いたことはありますか?
これは、実際には車を保管していない場所で車庫証明を取得し、自動車を登録してしまう行為を指します。
駐車場代を節約したい、すぐに車を登録したいなどの理由から行われることがありますが、法律違反にあたり大きなリスクを伴う行為です。
本記事では、車庫飛ばしの意味や違法性、罰則、そして正しい車庫証明の取得方法について解説します。
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車庫飛ばしとは?
車庫飛ばしとは、実際に駐車していない場所を車庫として虚偽の申請を行い、車庫証明を取得することです。
例えば、地方に実家の住所がある人が都心に住んでいながら、実際には使わない実家の車庫を使って登録するケースなどが典型です。
一見すると「駐車場代が浮く」「面倒が省ける」と考える人もいますが、これは重大な違法行為です。
罰則とリスク
車庫飛ばしを行った場合、以下のようなリスクがあります。
- 車庫法違反の罰則
・故意に虚偽申請をした場合、最大20万円以下の罰金が課せられます。
・道路を車庫として使用した場合、3ヶ月以下の懲役または20万円以下の罰金が課せられます。 - 刑法違反の罰則
・故意に虚偽申請したと認められると、『公正証書原本不実記載等罪』として、5年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられます。 - 保険への影響
・事故が起きた際、保険金が支払われないケースも。
車庫飛ばしがバレるケース
では、どのような場合に車庫飛ばしがバレるのかを紹介します。
- 警察の取り締まり
・スピード違反や駐車違反、事故などで、車検証の住所と一致しない等で摘発される事があります。 - 近隣の住人からの通報
・都内の車庫に他県のナンバーの車が毎日停まっていたら不自然ですよね?通報や警察官の調査で発覚する場合があります。
正しい車庫証明の取得方法
車庫証明を正しく取得するためには、以下の手順が必要です。
- 管轄警察署で申請書を入手(またはダウンロード)
- 申請書類一式を作成
- 警察署に申請
- 交付日に警察署で受取り
特に、江戸川区など都心部では、駐車場探しに時間が掛かるため、余裕を持って準備することが大切です。
正しい車庫証明の申請書の書き方は以下のページをご参照ください。
⇒【車庫証明】申請書の書き方
⇒【車庫証明】配置図の書き方
行政書士に依頼するメリット
もし、『書類の作成に自信がない』『平日に警察署へ行けない』という方は、行政書士に依頼するのがおすすめです。
- 書類の不備を防げる
- 警察署への提出や受領を代行してもらえる
- 時間と労力の節約になる
江戸川区や葛飾区での車庫証明取得も、地域事情に詳しい行政書士に依頼すれば安心です。
まとめ
- 車庫飛ばしは「車庫証明を虚偽申請する行為」であり、違法です。
- 罰則やリスクが大きく、安易に行えば取り返しのつかない事態を招きます。
- 正しく車庫証明を取得し、安心して車を利用することが何より大切です。
お困りの際は専門家への相談をおすすめします。
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